令和6年岩手県内の水稲の生育概況(6月13日現在速報)
1 水稲の生育概況(6月13 日現在 県内農業改良普及センター一斉調査)
- 6月第1半旬の気温は平年よりも低く、5月第6半旬・6月第1半旬の日照時間は平年を下回ったことから(図1)、初期生育に遅れがみられている。生育診断予察圃における6月13 日現在の生育(県平均)は、草丈31.6cm(平年差+0.6cm)、茎数は219本/m2(平年比87%)、葉数は6.8 葉で平年並みとなっている(表1)。
- 東北地方1か月予報(令和6年6月13 日発表,仙台管区気象台)によると、期間の前半は気温がかなり高くなる見込み。
2 当面の技術対策
- 茎数の早期確保のため、浅水管理を基本とする(昼間止水・朝夕は短時間かんがい)。
- ガスの発生が目立つ水田では、根の活力維持のため、水の入替又は間断かんがいを行う。
- 目標穂数の8~9割の茎数を確保した後は速やかに落水し、7~10 日間程度の中干しを確実に行う。
中干し開始の目安・・・茎数が目標穂数の8~9割
(m2あたり茎数:「ひとめぼれ」420 本前後、「金色の風」「銀河のしずく」350本前後、
「いわてっこ」内陸390本、県北・沿岸370本)
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