令和5年岩手県内の水稲の出穂状況(8月9日現在速報)

ページ番号2007206  更新日 令和5年8月10日

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1 水稲の出穂状況(県内農業改良普及センターによる一斉調査)

  1. 8月9日現在の県全体の出穂割合は98%(平年差+5ポイント)となっており、終期(90%)の到達は平年より5日早い8月4日頃となりました。
  2. 県内の水稲の出穂盛期(50%)は平年より3日早い8月1日頃となりました。

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2 当面の技術対策

  1. 水管理
    ・登熟期は間断かんがいとし、夜間入水を基本とします。
    ⇒ 登熟前半に高温が続く場合は、根の活力維持のため、水の入替え頻度を多くします。
    ・早すぎる落水・過乾燥は、根の活性低下や茎葉の枯上りなどを招き、玄米品質の低下(白未熟粒・胴割粒の増加等)につながるので避けます。完全落水の目安は、出穂後30~35日です。
  2. 穂いもち防除
    上位葉に葉いもちが見られる場合は、直ちに茎葉散布による防除を開始し、穂揃期1週間後まで7~10 日間隔で実施します。
  3. 斑点米カメムシ防除
    薬剤防除の適期は、穂揃期の1週間後です。なお、地域一斉に防除すると効果が高まります。
  4. 刈取りに向けた準備
    適期刈取りがスムーズに行えるよう、収穫機械・乾燥施設の点検、利用計画の策定を行います。

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