令和5年岩手県内の水稲の出穂状況(8月3日現在速報)

ページ番号2007159  更新日 令和5年8月4日

印刷大きな文字で印刷

1 水稲の出穂状況(県内農業改良普及センターによる一斉調査)

  1. 県内の水稲の出穂始期(10%)は平年に比べ3日早い7月29 日となりました。
  2. 8月3日現在、県全体の出穂割合は80%(平年差24 ポイント)となっており、平年よりも3日早く出穂盛期(50%)に達したとみられます。

figtable

2 当面の技術対策

  1. 水管理
    出穂期は、浅水管理とします。
    登熟期は、間断かんがい(数日間隔で湛水・落水を繰り返す)とし、夜間入水を基本とします。
    なお、登熟前半に高温が続く場合は、根の活力維持のため、水の入替え頻度を多くします。
  2. 穂いもち防除
    上位葉での葉いもちの発生(穂いもちの伝染源となる)が、県南部で平年よりも多く発生しています1)
    上位葉に葉いもちが見られる場合は、直ちに茎葉散布による防除を開始し、穂揃期1週間後まで7~10 日間隔で実施します。
  3. 斑点米カメムシ防除
    本年の斑点米カメムシの発生量は「多」の見込みです2)
    薬剤防除の適期は、穂揃期の1週間後です。なお、地域一斉に防除すると効果が高まります。
    参考1)令和5年度農作物病害虫防除速報No.9 水稲編-5(岩手県病害虫防除所2023.7.26)
      2)令和5年度病害虫発生予察情報 注意報第6号(岩手県病害虫防除所2023.7.28)

PDFファイルをご覧いただくには、「Adobe(R) Reader(R)」が必要です。お持ちでない方はアドビシステムズ社のサイト(新しいウィンドウ)からダウンロード(無料)してください。

このページに関するお問い合わせ

農林水産部 農業普及技術課 農業革新支援担当(農業研究センター駐在)
〒024-0003 北上市成田20-1
電話番号:0197-68-4435 ファクス番号:0197-71-1088
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。