【小麦の生育が早まっています!】小麦の生育状況と当面の技術対策について(3/30)

ページ番号2006840  更新日 令和5年4月5日

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1 小麦の生育状況と今後の予測

  • 本年は、3月の平均気温が平年より約4℃高く推移したことから、現在、県内の小麦は全域で幼穂形成期に達しており、平年に比較して概ね10 日程度生育が早まっています(表1、写真1)。
  • 平年の気温に基づく減数分裂期及び出穂期の予測日は、平年より5日程度早まると見込まれますが、当面は気温が高めで推移することが予報されていることから、さらに早まる可能性があります。                   

表1

写真1

2 当面の技術対策

(1) 雑草防除

3月の気温が高く経過したことから、雑草の発生も早まっています。
適期を逃さず茎葉処理除草剤の散布を行ってください。なお、使用時期が小麦の生育状況によって限定される除草剤もありますので、ラベルを確認のうえ使用してください。

図1

(2) 追肥や赤かび病防除の準備

4月から5月にかけて、減数分裂期以降の後期追肥や赤かび病防除など、収量や品質の確保に重要な作業が続きます。
今後、平年より減数分裂期や出穂・開花期が早まり、各種作業が前倒しとなることを想定し、早めに肥料や農薬の準備を進めてください。

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