《水稲》SPADとカラースケールでの葉色の判定方法について

ページ番号2001748  更新日 平成25年7月19日

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質問内容:

SPADやカラースケールでの測定方法とカラースケールの測定値をSPADの値に換算するやり方を教えてください。

回答:

  • 栄養状態を示す葉色値の測定方法は、簡易的なカラースケール(CS)のほか、葉緑素計(SPAD)が使われています。
  • カラースケールは、最も淡い1 から最も濃い7 まで葉色が段階的に示されており、各値の中間値まで読むと葉色を13段階で測定することができるもので、簡易に葉色を判断する方法として効果的です。ただし、測定にあたっては太陽を背にするなどの注意が必要であり、測定する時間帯によっては葉色の判断に迷うことがあります(太陽が真上にあるときは葉の影がCS にかかり見にくくなります)ので注意してください。
  • 葉緑素計は光を葉に透過させた葉色を測定するため、測定時間は問わず、判断に迷うこともありませんが、やや高価な機械のため主に指導機関などで使われています。
  • 秋田県ではカラースケールで判断した葉色を葉緑素計の値に換算する計算式があり、以下のとおりとなっています。

   『葉緑素計値(SPAD値)=(カラースケール判定値)×5+15 』
   この式を使うと、例えばSPAD値40はカラースケール判定値が5にあたります。

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