《水稲》水持ちが良すぎる水田で強制的に水を入れ替えるか?

ページ番号2000222  更新日 平成21年6月10日

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質問内容

基盤整備事業の工事が終わり、はじめての作付ですが、水持ちが良すぎてほとんど水入れをしていません。
中干し前でも田圃内の水を落として入れ替えた方が良いでしょうか。
 

回答

透水性が極端に悪い場合に根の生育は抑制されますが、水持ちが良いからと言って必ず透水性が悪いとは限りません。たんぼの水が減らない理由には雨の影響、周辺からの横浸透などもあります。
こういった場合は生育への影響はありませんので特に問題ありません。
表層剥離(いわゆる「泥カナ」)の発生、土壌中の「ワキ」が強く発生しない限り、中干しまでは特に水の入れ替えを実施しなくて良いと思います。
今後の管理としては分げつ促進のため、田面が隠れる程度の浅水管理をおすすめします。
また、基盤整備後はじめての作付ですから地力窒素が多く出てくると思われます。葉色の変化を観察し、肥培管理に注意しましょう。

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