《果樹》りんごの摘果について

ページ番号2000234  更新日 平成21年7月29日

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質問内容

《これは2001年5月の相談です》
りんごの栽培について、質問します。
摘果について
・摘果は中心果を残し、品質の良いものをつくるとしています。
しかし、受粉(虫)の都合で中心果が側果より劣る場合、中心果を残しても生育中に側果をまさり、よい品質になりますか。
・私の場合、今まで5個の受粉果で、中心果にこだわらず最も生育の良いものをのこしました。
これは間違いでしょうか。?
 

回答

中心花と側花の花のかたまりを花叢(かそう)と言いますが、その中で最も素質の良いものを残すのが基本ですから、相談の方法は正しいと思います。
通常、中心果が側花よりも2〜3日早く咲き、サビも少ないので重要視されますが、悪天候などで受粉がうまくいかず中心果が側花に劣ることも良くある話です。
ただし剪定で花芽を多く残していますから、果叢も最終着果数の数倍はあり、数果叢に1果残すようになっていますので、中心果がほとんど無いというのは重傷の霜被害などがなければ考えにくい状況です。

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