《畑作物》ライマメの栽培方法

ページ番号2001741  更新日 平成23年8月5日

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質問内容:

ライマメの栽培方法について教えてください。

回答:

ライマメは、熱帯アメリカ原産のマメ科インゲンマメ属の植物です。
ライマメには、大粒種と小粒種があり、いずれも蔓性の品種と矮性の品種がありますが、矮性品種の方が成熟の揃いがよく、1度に収穫できるので、労力節約の点からもよいでしょう。
種子の発芽には16℃以上の地温が必要ですので、播種期は5月下旬から6月上旬が適期です。栽植密度は、7,000〜15,000本/10a(畦間70cm程度、株間15〜20cm、1株1〜2本仕立て)とします。播種は、1カ所2〜3粒、3cm程度の深さで行います。
1〜2週間で出芽してきますので、双葉が展開したら1〜2本に間引きます。施肥は、インゲンマメに準じて窒素、リン酸、カリをそれぞれ成分で3〜4、12〜14、15〜18kg/10a程度、基肥として施用します。
完熟種子の利用を前提とした場合、開花後1カ月頃から莢が変色してきますので、全体の8割の莢が黄褐色に変色したら株を刈り取り、軒下につるすなど雨が当たらない場所で、莢を軽く振ってカラカラ音がする程度にまで乾燥させます。
乾燥後は、脱粒機を用いて脱粒します。脱粒機がない場合は、新聞紙やビニールシートの上に積み重ね、上から棒でたたいて脱粒します。

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