《畑作物》うぐいす豆ってどんな豆?栽培で気をつける点は?

ページ番号2001718  更新日 平成21年7月29日

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質問内容:

《これは2001年4月の相談です》
煮豆で”うぐいす豆”、パンで”うぐいすパン”というのがありますね。うぐいす豆がとっても好きなので、ぜひ作ってみたいと思います。どんな豆を購入してまいたらいいのでしょうか?
また、作付けにおいて気をつけなければいけない点を教えてください。私は農業一年生です。よろしくお願いします。

回答:

うぐいす豆については次のような説明があります。
「青えんどうを柔らかく煮、砂糖と塩で煮付けたもの(広辞苑)」
えんどうを利用目的別に分類すると野菜として流通している「さやえんどう」のほかに、「子実用」、「むき実用」、「缶詰用」に分けられます。
子実利用用のえんどうはその子実の色から「青えんどう」(うぐいす豆、うぐいす餡、甘納豆、料理のいろどり用)、「赤えんどう」(蜜豆用)、「白えんどう」(煎り豆、豆餅用)の3種類に分類されます。
国内の産地としては北海道が有名です。
さて、品種ですが、岩手で栽培が可能なものは、つるあり品種の「ウスイ」、「白竜」などがあります。これらの品種は大手の種苗会社から販売されており、県内の種苗店でも購入することができます。
栽培は普通のさやえんどうに準じてかまいません。注意する点としては、排水の良い畑で作ること、連作を嫌う代表的な作物なので、必ず輪作を行うこと、子実の熟期が違う(下のものから先に成熟してくる)ので、一斉収穫はできないこと等です。
なお、インターネットで「青えんどう」、「うぐいす豆」のキーワードで検索すると、通信販売のサイトにアクセスすることができるので、ここからうぐいす豆の製品や材料となる青えんどうを購入することも可能です。

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