《奥州》人物紹介「地域を担う若手野菜生産者 金ケ崎町 阿部光平さん」

ページ番号2012365  更新日 令和8年1月20日

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 金ケ崎町でピーマンなどの野菜を栽培されている阿部光平さん(36歳)を紹介します。

 阿部さんは、「農業を始めたい」、「自分で野菜を育ててみたい」という思いから会社を退職し、農業の道へ進みました。家庭菜園を始めてから4年の経験を経て、令和5年に本格的に就農。現在は複数の野菜を組み合わせた周年栽培に取り組み、春は施設アスパラガス(2a)、夏は施設ピーマン(15a)と露地ピーマン(5a)、冬には施設内で小松菜やほうれんそうを栽培しています。

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阿部光平(あべこうへい)さん

 就農初年度から「環境モニタリング機器」を導入し、日射量に応じたかん水調整やハウスサイドの開閉による温湿度管理など、データに基づく栽培管理を積極的に実践。ピーマンに適した環境づくりに力を注いでいます。また、同じく環境モニタリング装置を活用している若手ピーマン生産者の勉強会グループにも参加し、互いにほ場を訪問して管理技術や生育状況を共有。さらに、環境データや収量データを比較・分析し、意見交換を通じて技術の向上に励んでいます。

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阿部光平さんハウスで実施した若手ピーマン生産者勉強会の様子

 就農初年は、高温や集中豪雨により、思うような成果が得られませんでしたが、令和6年度は、前年の反省を活かした改善に取り組み、施設ピーマンで管内トップクラスの単収を達成しました。特に注力したのが、近年の異常気象(高温)への対応です。遮光・遮熱塗布剤や遮熱ネットなどの資材を導入し、試験区を設けて複数資材を比較検討するなど、費用対効果を意識した資材選定により、効率的な農業経営を追求しています。

 令和7年には、JA岩手ふるさと園芸部会の金ケ崎支部長に就任。地域の園芸作物生産をけん引する存在として活躍しています。高齢化による生産者の減少が進む中、「少しでも地域に貢献したい」との思いを胸に、品質を最優先にしながら規模の拡大にも取り組んでいます。日々コツコツとデータを蓄積し、着実に改善を重ねる阿部さん。今後の更なる活躍が期待されます。

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