《奥州》人物紹介 『伊藤美彩希さん』

ページ番号2010904  更新日 令和6年7月22日

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~ずっと楽しい気持ちは変わらない!~

子牛をなでるみさきさん
株式会社小形畜産 伊藤美彩希さん

 株式会社小形畜産に勤めて5年目になる伊藤美彩希(いとうみさき)さんについて紹介します。

 美彩希さんは、前職はホテルで接客を担当していましたが、昔から生き物が好きで農業が楽しそう、自分でもやってみたいという思いから株式会社小形畜産の門をたたきました。非農家出身、畜産は全くの未経験だった美彩希さんですが、畜産業に対して抵抗はなく、「とにかくやってみよう」と思ったそうです。

 株式会社小形畜産は、社長、場長以下、美彩希さんを含めて総勢7名のスタッフで肥育牛514頭、繁殖牛52頭、育成牛31頭を管理しています。

 社長のマンツーマン指導のもと、肥育牛舎の掃除の仕方を学ぶところからスタート。右も左もわからない状態でしたが、真摯に牛に向き合い、毎日少しずつできることを増やしていきました。その結果、現在では約240頭の肥育牛管理や子牛市場での素牛購入などを担っています。

 また、最近では、東京で開催された枝肉共励会へ会社代表で参加したほか、自分が手掛けた牛が枝肉共励会等で入賞するなどの実績をあげ、株式会社小形畜産の主力メンバーとしてその実力を発揮しています。

社長や、みさきさんを含めたスタッフが集合して撮影された1枚。
株式会社小形畜産社長と牧場スタッフの皆さん
賞状を手に微笑むみさきさん
地元の枝肉研究会 入賞

 日頃の業務では、社長、場長からの教えである『綺麗な牛舎からじゃないと良い牛は生まれない』、『手をかければかけるほど牛は応えてくれる』をモットーに、飼槽や水槽を綺麗に保つなど基本的な飼養管理を怠らないようにしているそうです。また、日頃から肥育牛の背中をこすること、出荷時のブラッシングは欠かさないそう。こういったきめ細やかな飼養管理が美彩希さんの魅力です。

 仕事への思いを聞くと、「大変なこともあるけれど、働き始めてからも今も楽しい気持ちは変わらない!自分が育てた牛が、枝肉共励会などでより多く入賞できるようになるのが目標です。」と笑顔で答えてくれました。これからの美彩希さんの益々の活躍が楽しみです。

牛を優しくなでて、微笑みかけるみさきさん。
手をかけていることがよくわかる牛と美彩希さんの関係性

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