《奥州》新規就農事例・農作業体験研修(きゅうり)を開催

ページ番号2012092  更新日 令和7年8月21日

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 就農して間もない新規就農者及び就農希望者が、先進的な若手野菜経営体における講義や作業体験を通じ、自身の就農後の経営イメージを持っていただくことを目的に、きゅうりの新規就農事例・農作業体験研修(主催:胆江地方農林業振興協議会)を7月30日に実施しました。

 研修には奥州市江刺の高橋尚氏のきゅうりほ場に奥州市地域おこし協力隊2名を含め、就農希望者6名が参加しました。

 高橋氏からは、農業農村指導士を務めた祖父にあこがれ、会社勤めで自己資金を貯め、農業大学校等で研修後、6年前に施設きゅうり9aから営農を開始し、現在の経営に至った経緯及び家族労働から雇用導入への切り替え、土づくりや、環境モニタリング等を通じてきゅうりに最適な環境づくりを心掛けていること等の工夫が紹介されました。

 その後、ハウス内できゅうりの収穫及び摘葉の作業を体験したほか、選別箱詰め等を行う作業場に冷房を設置する等の作業環境改善の取組みを視察しました。

 参加者からは、「農業収入や規模など、まずは自分が回せる範囲で目標を立てることが大切だとわかった。」等の感想が聞かれ、農業者となることへのイメージが明確化してきた様子がうかがえました。普及センターでは引き続き就農希望者の円滑な就農に向け支援をしてまいります。

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講師より新規就農した経緯を説明
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作業前にきゅうりの長さを目安に収穫するコツを説明

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このページに関するお問い合わせ

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