《奥州》新規就農事例・農作業体験研修(トマト)を開催

ページ番号2011865  更新日 令和7年7月2日

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 就農間もない新規就農者及び就農希望者が、先進的な若手野菜経営体における講義や作業体験を通じ、自身の就農後の経営イメージを持っていただくことを目的に、胆江地方農林業振興協議会主催でトマトの新規就農事例・農作業体験研修を実施しました。

 6月24日、奥州市江刺の佐藤健氏のトマトほ場に奥州市地域おこし協力隊1名を含め、就農希望者3名が参加しました。

 佐藤氏からは8年前の就農時トマト8aから、現在、夏秋トマト40a、ねぎ80a等の生産経営に至るまでの経緯及び外国人技能実習生などの雇用導入や中古資材を活用したハウスの増設、加工の取組等経営面での工夫が紹介されました。

 ハウスでは、トマトの収穫目安となる色合いの説明を佐藤氏から受けたあと、収穫作業を体験しました。

 休憩時には、佐藤氏宅のトマトを使ったトマトジュースも試飲しながら、生産農家ならではの濃厚な風味に驚いていました。

 参加者からは、「中古資材を活用することで投資が抑えられることを知り、不安が軽減された」、「直売や加工等での商品化に興味を持った」等の感想が聞かれ、経営面や販路面で刺激を受けた様子がうかがえました。

 普及センターでは、今後もこうした研修を通じて、就農希望者の新規就農に向けた意欲を高めるよう、支援してまいります。

研修会写真1
講師より新規就農した経緯を説明
研修会写真2
トマトの色づき具合を見極めて収穫

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