《奥州》大面積を梵天で人工授粉!結実確保の重要性を学ぶ ~りんごスキルアップ研修会 第3回~

ページ番号2011525  更新日 令和7年3月12日

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 胆江地方農林業振興協議会では、令和7年2月14日に研修会を開催し、新規就農者・若手生産者14名が参加しました。今回は、全3回で開催された研修会の最終回で、普及センターから結実確保の重要性について講義を行った後、一関市藤沢町の有限会社 愛情りんご園 代表取締役 小野寺勝洋氏を講師に、結実確保の取組事例について学びました。

 15ヘクタールと大面積を経営する愛情りんご園は、安定かつ高品質生産のため、主力の晩生種等を中心に梵天で人工授粉を行っています。竹竿の先端に梵天を束ねて固定し、必要な花のみを狙って授粉する方法により大面積でも効率よく作業できること、さらに摘花剤を組み合わせて活用できるため摘果の省力化が図られること等の取組を学びました。

 愛情りんご園の結実確保の取組を聞いた研修会の参加者からは、「この方法ならば、自分の園地でも取り組める気がする!」、「人工授粉は難しいイメージだったが、むしろ作業省力化になることに驚いた!」等の感想がありました。

 普及センターでは、結実確保対策のほか高品質果実の安定生産に向けた支援を今後も継続していきます。

講義の様子。
講義の様子
講師(左)と人工授粉について 意見交換する参加者。
講師(左)と人工授粉について意見交換する参加者

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