《奥州》固定費から経営を考える!? ~県南地域農業経営発展研修会を開催~

ページ番号2007261  更新日 令和5年9月7日

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 県南広域振興局は、法人が農業経営の改善を考える機会となることを目的に、作業受委託をテーマとした研修会を8月30日に開催しました。この研修会は奥州を主会場とし、サテライト会場(北上・一関)を合わせ約100名が参加しました。

 岩手県立大学の新田教授から、作業受委託の必要性について講演を頂き、続いて農業研究センターから、大型機械の共同利用等について事例紹介がありました。中国地方では、法人間連携による共同利用で、機械の稼働率を高めてコストを削減した事例や作業委託による農作業の省力化・品質の安定化やオペレーターの確保等の事例が紹介されました。

 次に管内の取組事例として、金ケ崎町のよこみちファーム株式会社から、地域内の中古機械や施設を活用し、固定費率が低くなるように園芸品目に取り組んでいると報告がありました。

 今後は、固定費の削減や労働力不足への対応として、機械の共同利用や作業受委託の拡大が期待されます。

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主会場では、農事組合法人や関係機関等から約80名が参加。
経営改善の関心の高さが伺えました。
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県立大の新田教授より、作業受委託による法人の経営改善について、説明がありました。

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