《奥州》飼料用トウモロコシの単収ごとの色分け地図の作成 ~優先して改善すべき圃場を探せ!~
輸入飼料や肥料の高値が続く中、畜産農家において自給飼料の効率的かつ低コスト生産の重要性がより一層増しています。
金ケ崎町効率的粗飼料生産組合(KKS)では、毎年約130haの飼料用トウモロコシを作付しています。飼料用トウモロコシは収穫段階で細断され、様々な圃場のものをまとめてバンカーサイロに詰み込むため、今まで圃場毎の単収を把握しきれていませんでした。
そこで、令和3年度よりKKSでは、普及センターの指導により、トウモロコシを運搬するワゴンの台数から圃場毎の推定単収を把握することにしました。その結果を基に普及センターが単収毎に色分けした地図を作成しました。これにより、優先して改善すべき圃場が可視化され、肥培管理を改善したことで、令和4年度は全体収量が向上しました。
令和5年度は、この取組やあらゆる手法を活用し、単収の向上や生産コストのさらなる低減を図っていきます。
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