《奥州》胆江地方集落営農組織の法人化推進研修会を開催

　胆江地方農林業振興協議会は、9月29日に奥州市江刺玉里の農事組合法人「きら里(り)つぎまる」において、「令和4年度胆江地方集落営農組織の法人化推進研修会」を開催し、管内の集落営農組織役員など15名が参加しました。

　研修会では、雇用労働力を活用した取組について、トマト部門専任の副組合長より説明していただきました。

　園芸部門のトマトの導入は現副組合長が新規就農したことを契機に始まりました。トマト部門は当初赤字で苦労しましたが、現在は法人の総売上高の2割を占める中核部門となっています。また、地域雇用の他、農福連携にも取り組んでいます。

　さらに、園芸担当責任者についても必ず1名置くことや、中古ハウスを活用するなどの経費節減が必要との説明に、参加者からは、多くの質問が出され、活発な意見交換となりました。

　当センターでは、引き続き管内の集落営農組織の法人化とさらなる経営発展に向けた取組を支援していきます。

（農）きら里つぎまる副組合長（右から2番目）から説明をいただきました。

きれいに管理されたトマトハウスを見学させていただき、参加者から好評でした。