《奥州》ばれいしょ開花始まりました！

　奥州市胆沢の農事組合法人いさわ南部では、水田のフル活用、地域雇用の確保、農業機械の有効利用による経営の安定化を図るため、平成25年から大手菓子メーカーと契約して加工用ばれいしょを栽培しています。

　今年は雪解けが遅くなったため、植付けが4月9～25日と昨年より9日程遅くなりましたが、23筆、約16haに計画どおり植付けされ、6月1日に開花が始まりました。今後も順次開花が進み、今月中下旬には一面花盛りとなる見込みです。

　菓子メーカーでは東北地方にばれいしょの作付けを増やしていく方針です。普及センターでは、同法人、菓子メーカーと情報共有する体制を整え、生育調査や技術指導を連携して実施しています。また、近隣の新規作付け希望者向けの研修会を計画しています。今後も加工用ばれいしょが水田農業の主要品目として定着し、生産拡大するよう支援していきます。