《奥州》りんどう新系統見学会を開催しました

　奥州農業改良普及センターでは、「りんどう新系統見学会」を6月18日に開催しました。

　この会は、JA岩手ふるさとりんどう専門部会員を対象に、岩手県農業研究センターで育成中のりんどう新系統の特性を紹介し、今後の品種育成への意見等をいただくことを目的としたものです。

　当日は、JAのりんどう出荷目揃会の3会場で切り花を展示しました。また、目揃会の終了後には希望者10名を新系統の栽培圃場に案内し、見学してもらいました。

　対象とした花は6～7月開花の極早生3系統で、既存の1品種と比較し、栽培したい系統や評価できる特徴などをアンケートに記入いただきました。参加者は、新系統の開花時期の早さや草丈の伸び、1株あたりの立茎数などに関心が高く、新系統の栽培農家からは花色や草姿について評価をいただきました。

　普及センターでは今回の見学会で出され意見や要望を参考にしながら、りんどう産地を支える品種の選定につながるよう、今後も支援していきます。