《奥州》~ねぎ団地の安定生産に向けた排水対策を実証します~
JA江刺野菜部会葉菜専門班では、県のトップモデル産地創造事業を活用したねぎの産地づくりに取り組んでいます。水田転換畑では排水不良により単収が低いことが課題となっていました。そこで、4月15日に土をブロック状に切断して動かし、土中に四角形の空洞を成形する穿孔暗きょ機「カットドレーン」とサブソイラ、額縁明きょの組合施工による排水技術の現地実証を行いました。
当日は生産者など40名が参加し、関心の高さが伺えました。ほ場主の菊地氏は「昨年は表面耕水を行い、効果が不十分だった。」と話し、今回の効果に期待を寄せていました。
当センターでは、定植後のねぎの生育状況を確認し、排水対策効果の検証を予定しており、実施農家や関係機関と連携して、地域の新たな水田営農モデル経営体の育成とねぎの産地づくりに取り組みます。
実演に先立ち、農業機械メーカーの説明を熱心に聞く参加者
カットドレーンを用いて45cm深15cm径の暗きょを施工
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