《二戸》新規就農者が冬野菜の栽培と鳥獣害対策について学びました　～　第2回新規就農者経営能力向上研修会　～

　二戸地方農林水産振興協議会では、11月28日に令和7年度2回目の新規就農者経営能力向上研修会を開催し、6名の新規就農者及び農業研修施設の研修生が参加しました。

　研修会では、初めに一戸町中山の農業農村指導士である坂本亮太さんのほ場において、葉たばことの複合経営の品目として導入している促成アスパラガスとタラの芽のハウス栽培の様子を視察し、次に、二戸市石切所の電気柵設置果樹園地において、二戸地域における鳥獣害対策について学びました。

　坂本さんから、タラの芽は樹の芽数で収量を予測できるなど計画的に取り組みやすく、新規就農者にもお勧めの品目との説明があり、参加者も温度管理などについて熱心に質問していました。鳥獣害対策については、普及センター担当者から被害の現状と対策などについて説明するとともに、令和7年度に地域ぐるみで設置している恒久電気柵を見学し、その特徴や効果的な設置方法を確認しました。

　次回の第3回研修会は、みどり認定、農薬及び経営計画の基礎に関する内容について、1月下旬に開催を予定しています。