《二戸》飼料用トウモロコシ順調に収穫中!
一戸町奥中山地区で飼料用トウモロコシの収穫が9月上旬より始まっています。令和7年度は6、7月の降水量がかなり少なく生育不良や子実の不稔が心配されましたが、8月以降の降雨により収穫時期は例年より若干の遅れが見られたものの、しっかりと子実を蓄えたトウモロコシが収穫されています。
有限会社TMRうべつでは、作業の効率化を目的として導入した作業進捗管理ツール「レポサク」を令和7年度も収穫作業で活用しています。「レポサク」は、トラクターなどの作業車に取り付けたGPSで、相互の位置情報をリアルタイムにスマホで確認できるシステムです。また、各作業車が動いたルートが地図上に色分けして表示され、作業の進行状況も一目で把握できるようになっています。
実際にバンカーサイロの踏圧作業時には、作業機の軌跡をスマホで確認し、バンカー全面を均一に踏み固めるよう意識する様子が見られました。令和7年度の収穫作業で得られたデータは令和6年度のものとあわせて分析し、さらなる作業の効率化に向けた改善点の検討を行う予定です。
普及センターでは、今後も有限会社TMRうべつと連携し良質な粗飼料の安定生産に向けた取り組みを支援していきます。
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