《二戸》戸田牧野開牧! 採草収量の増とコスト低減の取組実施中
九戸村の戸田牧野は、乳用育成牛の周年預託と肉用繁殖牛の夏期放牧を受託する公共牧場です。本年は4月25日に開牧が行われ、約60頭が入牧しました。放牧された牛は閉牧する10月まで放牧地で過ごします。
戸田牧野では、冬期間に給与する粗飼料の安定確保と運営コストの削減が課題となっています。そこで、令和5年度から追播による簡易草地更新や村内産の鶏糞焼却灰と緩効性窒素肥料を用いた、草地の収量向上と肥料費の低減に取り組んでいます。
令和5年度は採草地の一部での追播実施でしたが令和6年の採草収量は全体で4%増加し、令和6年度実施の追播面積と併せ、令和7年度はさらなる収量増加が期待されます。
普及センターでは、乳用育成牛の確実な発育確保のため、引き続き、公共牧場の草地管理技術の向上や経営安定化等に向けた支援を行っていきます。


このページに関するお問い合わせ
二戸農業改良普及センター
〒028-6103 岩手県二戸市石切所字荷渡6-3
電話番号:0195-23-9208 ファクス番号:0195-23-9387
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。