《二戸》小学生を対象とした郷土料理伝承会を開催しました
二戸地方の「岩手県食の匠」で組織するカシオペア食の技研究会は、郷土料理の作り方や食べ継がれてきた背景、食材への理解を深めることを目的に、一戸町奥中山学童クラブの児童を対象とした標記伝承会を1月27日に開催し、児童30名が参加しました。
今回は、一戸町の食の匠、戸来雅美氏が講師となり、二戸地方の郷土料理の一つである「串もち」を伝承しました。
「串もち」は、竹串や割りばしなどに小麦粉のもちを刺し、味噌だれをつけて焼いたもち料理で、二戸地方では戦前から各家庭で栽培した小麦を粉にして作られています。
児童の皆さんは、食の匠から生地のこね方や丸め方、味噌だれのつけ方などを教わりながら実習を行い、最後には焼きたての串もちを味わいました。
参加した児童からは、「味噌だれをつけるのが面白かった」、「美味しかったので家でも串もち作りをしてみたい」などの感想が寄せられました。
普及センターでは、カシオペア食の技研究会の活動促進を通じて地域に伝わる食文化を伝承・発信していきます。


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