《二戸》 「小学生を対象とした郷土料理伝承会」を開催しました

ページ番号2010455  更新日 令和6年3月13日

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《二戸》「小学生を対象とした郷土料理伝承会」を開催しました

 カシオペア食の技研究会(二戸地方の「岩手県食の匠」で組織)では、郷土料理の作り方や食べ継がれてきた背景、食材への理解を深めてもらうため、1月12日に、二戸市仁左平児童クラブの児童を対象とした標記伝承会を開催しました。

 今回は、管内の食の匠4名が講師となり、二戸地方の郷土料理の一つである「へっちょこだんご」を伝承しました。

 二戸地方では、その昔、農作業で汗水流して働くなど「苦労する」ことを「へっちょはぐ」といい、収穫の秋に「1年間頑張りましたね」といった感謝やねぎらいの気持ちで「へっちょこだんご」を作って食べてきたそうです。地域に郷土料理が根付いた背景や名前の由来、使用されている食材などを食の匠が話しながら調理実習を行い、楽しく、そして美味しく郷土料理を学んでもらう機会となりました。

 参加した児童からは、「名前も地域によって呼び方が変わることがわかりました」、「楽しかったし、おいしかったので、また家でも作ってみたいです」などの感想が寄せられました。

 普及センターでは、今後もカシオペア食の技研究会の活動支援を通じて、地域に伝わる郷土料理を伝承・発信していきます。

食の匠による実演を見学する児童たち
食の匠による実演を真剣に見学する児童ら
生地を丸めてくぼみを作る体験をする児童
児童には、生地を丸めておへそ(くぼみ)を作る工程を体験してもらいました

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