《盛岡》人物紹介 新岩手農業協同組合南部営農経済センター 水本(みずもと) あゆみさん

ページ番号2011369  更新日 令和7年2月25日

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 雫石町にある新岩手農業協同組合南部営農経済センターに勤める、水本 あゆみさんを紹介します。

 水本さんは二戸市出身で農協勤務16年目、現在、同農協南部エリア(滝沢市、雫石町)の花き営農指導を担当しています。

 高校時代から5年間生花店で働いていた経験を持ち、また農協に採用されて以来、一貫して「花き」の営農指導を担当するなど、花きの生産から流通・販売、さらに「その先」まで精通する凄腕(名物?)営農指導員さんです。

 そんな水本さんに仕事上のモットーを伺うと「生産者とのコミュニケーションからヒントを貰う」とのことでした。圃場巡回や集出荷場での何気ない会話から産地の現状への理解が深まり、生産者の「困った」という声が、今後の取組を考える鍵になるといいます。

 事実、同農協南部エリアでは、水本さんが生産者から受け取った「ヒント」を基に、新規栽培者確保に向けた圃場見学会の開催や生産者同士が作業を手伝う「助け合い」体制の構築、生産者によるSNSグループの立ち上げと情報提供の実施などの取組が農協主導で開始され、これが原動力となり、新規栽培者の確保やりんどう生産の飛躍的な拡大、花き販売額の向上に繋がっています。

 さらに、これまでの営農指導の取組が評価され、水本さんは「令和6年度JA岩手県営農指導員研究発表会」で最優秀賞を受賞されたとのことであり、今後、その活躍が県内外に広く知れ渡り、産地の知名度アップにも繋がることでしょう。

 ちなみに、水本さんはプライベートでは「食べ盛り」な3人の子供のママとして、家事に子育てに、忙しい日々を送っているそうです。

 仕事にプライベートに、今後、ますますの活躍が期待されます。

(文:盛岡農業改良普及センター)

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令和6年度JA岩手県営農指導員研究発表会時の水本さん
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出荷指導会で生産者を指導する水本さん

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