《盛岡》 就農希望者必見!りんどう農家の私は、元々は農業大嫌いでした!!

ページ番号2007198  更新日 令和6年3月13日

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写真:細川梨良さん1

 雫石町で花き農家を目指し研修を行っている細川梨良さんを紹介します。

 東京出身の梨良さんはいつも楽しそうに農作業していますが「農業なんて絶対にやらない!」と強く心に決めていたそうです。ご主人の実家に移住した際も、目の前の広大な畑や田を、将来どうするのだろうかとただ眺めていたそうです。

 とても農業嫌いだった梨良さんですが、安心してください。農業が大好きになる出来事がありました。それは、雫石町内に、稲作とは違う農作物を育てている田んぼがあることを発見したことです。雫石町は「りんどう」が盛んなことと、女性花農家が沢山いることを友人から教えてもらいました。

 その友人を通して農協の花担当と知り合った梨良さん。実際にりんどう畑に案内してもらうと、自分の背丈まであるりんどうの姿に驚き、空に向かってグンと伸びる姿にとても感動し、私もやってみたい!と強く決意したとのこと。

 令和4年度からは、独立・自営就農支援研修でりんどうを始めとした花の栽培技術や営農技術を学んでいます。毎週記入する研修レポートには、栽培のコツや防除方法などがびっしり!疑問に思ったらすぐに相談し知識を身に着けてきた「熱心さ」と、それに応えてきた研修先や農協職員の「誠実さ」が養分となって、大きな蕾がほころび始めている気がしました。

 りんどうの花言葉は「悲しんでいるあなたに寄添う」。りんどうを手に取った方が、「亡くなった方にお花を供えて天に送り出していけるように」と想いを込めて出荷しています。

 趣味は、研修先の師匠(細川睦さん)と一緒にカフェを巡ること。頑張っている人を見ると自分も元気を貰えるから色々なカフェやお店に行くのが好き!とのこと。

 職場も梨良さんも笑顔が絶えない最高の環境で、沢山のりんどうが咲時を待ちます。優しく見つめる梨良さんは立派な農業大好き女子です。

(文:盛岡農業改良普及センター)

写真:りんどう

写真:細川梨良さん2

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