農業女子グループ「ちゃっとのーむ花の会」の取組を紹介!

ページ番号2004464  更新日 令和4年1月21日

印刷大きな文字で印刷

女性の目線から花の魅力発信

 雫石町内の花き生産者の女性達で構成される「ちゃっとのーむ花の会」は、令和2年4月から活動を始め、現在、会員数13名のグループです。ベテランから若手まで幅広い年代の会員が集まり、花きを栽培する女性の目線から、花の有効活用や魅力の発信に取り組んでいます。グループは、花きの生産、出荷調整だけでなく、子育てや夫の取扱い方法など家庭の悩み相談もし合えるようなアットホームな雰囲気で活動しています。

 雫石町では、リンドウ、小菊、ユリをメインに、トルコギキョウ、アルストロメリア、アネモネ、フリージアなど多様な花きが栽培されており、この豊富な種類を活かし次のような活動をしています。

 令和2年度からクリスマス用フラワーアレンジメント教室の開催や、バレンタイン用花束の行政機関・JAでの職場出張販売で花の魅力を積極的にPRしてきました。

フラワーアレンジメント教室の様子(1)

フラワーアレンジメント教室の様子(2)
会員が講師となり七ツ森交流センターで開催した
フラワーアレンジメント教室の様子

 令和3年度は、自家産の花を使ったドライフラワー製作に力を入れて取り組んでいます。これまでもドライフラワーを用いたサシェ(香り袋)づくり体験会などを行ってきましたが、さらに品質の高いものを目指しています。7月には、幸せ創る女性農林漁業者育成事業を活用して、初めて本格的なドライフラワーの研修を行い、鮮やかな色を残すための乾燥方法や保管方法のほか、ドライフラワーの作品づくりを学びました。秋冬の農閑期にドライフラワーの作品づくりに取り組み、将来的にはイベント等で販売し、冬場の収入確保につなげたいと考えています。

 「ちゃっとのーむ花の会」は、新規に就農した人も気軽に相談できる環境です。幅広い年代の会員がいるので、分からないことがあればなんでも教えてくれます。これからもドライフラワーを含め、さまざまなかたちで雫石の花の魅力を発信していきたいです。

(文:ちゃっとのーむ花の会)

ちゃっとのーむ花の会会員
研修を行った際の会員の集合写真
ドライフラワー
会員が栽培、製作したドライフラワー
ドライフラワーを使った作品
会員が製作したドライフラワーを
用いて作った置物

このページに関するお問い合わせ

盛岡農業改良普及センター
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸11-1
電話番号:019-629-6730 ファクス番号:019-629-6739
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。