《盛岡》 夏の暑さに負けず、南部ねぎ収穫盛期へ!―南部ねぎの目揃い会が開催されました―
滝沢市、雫石町にまたがるJA新いわて南部エリアでは、ねぎの生産が盛んです。JA新いわて南部営農経済センターでは、ねぎの本格的な収穫開始に合わせて、適正出荷規格の周知徹底を目的としたねぎの目揃会を8月19日に開催しました。
目揃会には、大口の取引先である県内外の3つの市場からも担当者が出席し、各市場や他県産の取引状況の説明とともに、品質の優れた「南部ねぎ」の出荷に期待しているとの激励の言葉をいただきました。
今年の気象経過は、春の断続的な降雨による定植遅れや、夏期の高温乾燥による生育停滞により、ねぎ栽培には厳しい条件でしたが、病虫害の発生も少なく、圃場での仕上がりは上々です。
一方、品質の良いねぎを出荷するためには、調製作業が重要となります。目揃会では、良悪それぞれの見本を見比べながら、根の切りすぎや葉の欠損、根本の曲がりなどについてお互いに確認しました。また、夏期に出荷するねぎは、高温期の無理な土寄せがトロケと呼ばれる腐敗性病害を助長させることから、昨年に引き続き軟白長の規格を通常より短く設定することとなりました。
普及センターでは、今後も関係機関と連携しながら、盛岡地域のねぎ生産振興に向け、技術支援を継続していきます。

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