《盛岡》 タバココナジラミに対する防除研修会 を開催しました

ページ番号2011542  更新日 令和7年3月18日

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 盛岡農業改良普及センター及び岩手中央農業協同組合では、令和5年度から新たに問題となっている難防除害虫「タバココナジラミ」について、県内外の効果的・効率的な防除方法を学ぶ研修会を3月11日に開催しました。

 講師の県農業研究センター・病理昆虫研究室の村上主任専門研究員からは、防虫ネットやタバコカスミカメ等の近年の研究内容について講義いただきました。

 また、後半の講義では、アリスタライフサイエンス株式会社から他県における先進的なIPM防除の取組紹介として、効果的な黄色粘着板の使用方法や微生物農薬等について紹介いただきました。

 当日は生産者60名程の参加があり、生産者から多数の質問が出るなど、関心の高さがうかがわれました。

 コナジラミ類の密度を減らすためには、地域での防除意識を高め、産地全体で防除に取り組むことが重要となります。普及センターでは、次年度防虫ネットや微生物農薬などを組み合わせた総合防除技術の実証を行い、迅速かつ的確な防除体系の確立・技術の普及を進めていく予定です。

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研修の様子:熱心に聞き入る参加者

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