《盛岡》 盛岡の中学生が地域のスマート農業を学ぶ!

ページ番号2011215  更新日 令和6年12月9日

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 11月27日、盛岡市立下橋中学校において、3年生を対象とする地域農業学習会(主催:岩手県盛岡広域振興局農政部)が開催されました。この学習会は、農業についての学びを深めるために、技術・家庭における生物育成の授業の一環として、盛岡市内の中学校では、今回が初めての開催になります。

 盛岡農業改良普及センターからは、盛岡地域の農業の特徴のほか、環境制御技術など野菜作の生産性向上に向けた取組について紹介しました。

 その後、盛岡市で環境制御技術を活用してきゅうり栽培に取り組む農業農村指導士の澤口聡氏より、播種から出荷までのきゅうり栽培の概要や、環境制御技術の導入効果等を紹介しました。澤口氏は自作のきゅうり模型や環境制御機器を見せながら講義を行い、その後、きゅうりの「つる」を結束・誘引する作業体験もあり、生徒たちは初めて触る道具に目を輝かせていました。

 参加した生徒からは、環境制御機器導入の費用対効果や、きゅうりの価格の季節変動について質問があがるなど、本学習会を通じ、地域の農業への関心・理解を深めた様子でした。

 普及センターでは、今後も関係機関と連携し、農業への理解促進に向けた取組を支援していきます。

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模型を見せながら説明する澤口氏(写真右)
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結束・誘引を体験する生徒ら

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盛岡農業改良普及センター
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸11-1
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