《盛岡》 青空の下、牛たちの放牧が始まりました!―盛岡市の牧野で乳用育成牛の発育改善実証を開始―

ページ番号2010746  更新日 令和6年6月11日

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 5月23日、盛岡市玉山の山谷川目牧野では、今年度の放牧が開始され、46頭の牛たちが青空の下、青々とした放牧地に放たれました。公共牧場は、地域の畜産農家が労力軽減などのために牛を預ける施設で、秋ごろまで牛たちは放牧地で過ごします。

 盛岡農業改良普及センターでは、この牧野において、令和4年度から乳用育成牛の発育改善に向けた取組を行い、牛の発育は向上しつつあります。しかし、舎飼いから牧野での放牧になることによる環境の大きな変化や水分の多い生草が餌になることなどにより、入牧初期の発育が劣るという課題がありました。

 そこで、令和6年度、普及センターでは、更なる発育向上に向け、県、市町、農協などの関係機関で構成される盛岡地方農業農村振興協議会の事業を活用し、入牧初期の発育改善実証を開始しました。具体的には、免疫力を高めるのに有効とされるビタミンEの粉末を放牧前の2週間、牛に給与します。

 普及センターでは、今後、定期的に乳用育成牛の発育を調査し、給与の効果を確認していく予定です。

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青々とした放牧地を気持ちよさそうに歩く牛たち
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発育調査では、牛の胸囲を測定して体重を推定

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