《盛岡》 光合成を阻害する「萎れ」を防ぐための管理を指導―施設野菜の栽培管理技術向上研修会を管内で初開催―
盛岡地域では、ミニトマトを中心に環境制御技術の導入が進みつつありますが、収量・品質向上に結び付けるには、その導入に止まらず、基本的な植物生理の知識を理解した上で、その知識に基づく管理を行うことが重要になります。
そこで、盛岡農業改良普及センターは、5月22日、施設野菜の生産者を対象に、植物生理の基本的な知識と、光合成を阻害する「萎れ」に着目し、その発生を防ぐための湿度管理等を主な内容とする研修会を、岩手中央農業協同組合とともに開催しました。この内容に関する研修会は、盛岡管内では初めての開催となります。当日は、品目の垣根を超え、若手生産者を中心に32名の生産者が出席するなど、関心の高さが伺えました。
次回は、夏秋期の温度管理や高温対策について研修会を開催する予定です。引き続き関係機関や部会と連携し、施設野菜の収量向上及び安定生産に向けて支援していきます。


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