《盛岡》 使わないのはもったいない!~麦わらの敷料利用実証を開始~

ページ番号2007157  更新日 令和5年8月8日

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 去る7月27、28日に、紫波町の小麦収穫後のほ場で、麦わらの家畜用敷料利用に向けた乾燥、収集の実証を行いました。

 紫波町は、県内でも有数の小麦産地ですが、これまで収穫後の麦わらの多くは、細断後にすき込まれ、利用されていませんでした。一方、畜産で敷料として利用するおが粉は、価格高騰の影響で手に入りにくい状況でした。

 そこで、未利用の麦わらを収集し、おが粉に代わる敷料としての活用を検討するため、地域経営推進費を用い、当普及センターと盛岡広域振興局農政部が連携して実証を行っています。

 6月下旬から小麦の収穫が始まりましたが、その後、雨が続いたため、なかなか麦わらの収集ができませんでした。当日は梅雨明け後の好天に恵まれ、十分に乾いた状態の麦わらを収集することができました。

 普及センターでは、今後、収集した麦わらを牛舎で敷料として実際に利用し、牛への影響などを確認していく予定です。

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収穫後の小麦ほ場で、麦わらを収集する様子。

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好天に恵まれ、十分に乾いた状態で収集された麦わらのロール。

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