《盛岡》災害時こそ温かい食事を ~生活研究グループ活動より~

ページ番号2006231  更新日 令和4年12月19日

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 紫波郡生活研究グループ連絡協議会(以下、グループ)では、知恵と技で農村の良さを広めるための活動や自己研さん活動をしています。会員の防災意識を高めるため、3年前から、ポリ袋を使った調理法での防災料理講習を開催しており、災害時でも無理なく作れそうな料理を情報収集し実習しています。本年は11月4日に開催し、会員11名が参加しました。
 当日は農産物を持ち寄り、ポトフ、チーズオムレツ、さつまいもとリンゴのコンポートの3品を調理しました。会員らは手順を確認し合いながら作業を進め、完成した料理は、洗浄水の節約のため、食器に直接盛り付けず袋ごと被せる工夫もしました。
 大規模な災害時には調理器具や食器も限られ、ご飯・汁物・おかずを同時に温かい状態で食べることが難しいと考えられます。カセットコンロと鍋一つで複数の品を一緒に作れるこの調理法は、「毎年やると確認にもなる」「普段でも、洗い物をしたくないときに使える」と、会員にますます好評でした。
 農業改良普及センターでは、今後も、地域活動にも活かせる知恵と技術を学ぶグループの活動を支援します。

 

写真1

3年目の取組で、講師がいなくとも手際よく調理作業を進められた

写真2

同時に複数の調理が可能なので、全て温かいまま試食できた

写真3

出来上がり

 

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