《盛岡》 雫石で花き販売額2億円を達成！

　新岩手農協南部地域花卉生産部会雫石支部において、りんどうで前年比3割増となるなど大きく実績を伸ばし、花き販売額2億円を達成しました。
　上記部会では、県の主要品目であるりんどう・小ぎくのほか、ユリやトルコギキョウなど多様な花きを生産しています。農協や雫石町による支援を受け、新規栽培者の確保や部会役員による作業支援、りんどうの計画的改植、高温対策等の新技術導入、若手・女性生産者のグループ活動などの積極的な活動を続け、近年は順調に実績を伸ばしてきました。
　盛岡農業改良普及センターでは、県育成りんどうの試験系統の展示、りんどう改植相談、高温対策、大型経営体や新規栽培者への重点指導などを行いました。りんどうの地域単収は県目標単収3万本を上回り、中には5万本を達成している方も存在します。県育成りんどうの旺盛な生育と高い単収は、当地域のりんどう生産の新たな強みとなりました。
　地域の花き生産のさらなる飛躍を目指して、盛岡農業改良普及センターは今後とも支援を継続します。

りんどう全戸巡回の様子

部会役員によるマルチ張り作業支援