《盛岡》今年も若手女性農業者向け講座が 楽しくスタートしました！

　盛岡農業改良普及センターでは、経営や技術などの学びと女性農業者同士の交流を目的とした「盛岡地域農業女子ジャンプアップ講座」を平成30年度から開講しています。講座は若手女性農業者とその家族が対象で、令和4年度は経営形態、経営戦略の事例研修、農業機械の適正管理、経営管理の全4回の内容で、視察や実習も組み合わせた構成となっています。
　第1回(9月7日)は「事例研修　多様な経営体編」とし、滝沢市の宮林野菜園、有限会社あくつを訪問し、農業経営の紹介を受けた後、経営の現場を見学しました。
　宮林野菜園では、雇用導入の心構えや、多品目栽培ならではの管理の工夫等について説明がありました。適性に合わせた人員配置や継続的な雇用の工夫等、円滑な経営のための努力が感じられました。畜産経営をする有限会社あくつでは、法人化の経緯や飼料の品質管理の説明がありました。堆肥化設備や資材確保の苦悩に関し質問も多く出され、活発な情報交換となりました。　
　参加者は、いつもと違う環境でリフレッシュしつつ、生産現場を見学しながら知見を広げ、楽しく交流を深めていました。

　

広大な圃場での輪作や土づくりについての説明を受ける参加者

搾乳ユニット自動搬送装置の説明に興味深く耳を傾ける参加者