《盛岡》農業青年たちの経営目標達成に向けて

盛岡農業改良普及センターでは、7月5日、盛岡市、盛岡地方農業農村振興協議会等との共催で、管内の農村青年クラブ員や認定新規就農者等を対象に、農業青年と農業農村指導士等との意見交換会を開催しました。
　当日は、関係機関も含め約30名が参加し、前半は、普及センター職員が講師となり、「今さら聞けない農業経営のイロハ」と題し、経営の目的や儲かるとはどういうことか等についての講義を行いました。後半は、農業農村指導士等のベテラン大先輩2名が助言者となり、参加者との意見交換を行いました。
　特にも、意見交換の場では、参加者から「家族経営での労働時間や給与の設定方法」や「地域での技術の横展開と自分の技術との差別化」など様々な課題や悩みが出され、それに対し助言者から「家族経営協定で労働時間や休日、報酬を決めている。」「技術は知らないうちに教えられたり、教えたりしているもの。地域のレベルアップのためにも技術の横展開は必要。」など助言があり、有意義な会となりました。
　普及センターでは、今後も農業経営の課題解決等のための場を設け、農業青年たちの目標達成に向けて支援します。

    写真1　農業経営についての講師は、普及センターの中森技術主幹兼経営指導課長

 

写真2　意見交換の助言者は、果樹経営の元農業農村指導士と水稲経営の農業農村指導士