《盛岡》シカ被害防止へ!被害対策現地検討会を開催しました
盛岡農業改良普及センター(以下「盛岡普及」という。)は、令和4年6月7日、盛岡市玉山地域の牧草地において、シカ被害対策の現地検討会を開催しました。
飼料価格が高騰している現在、自給飼料の重要性が高まっています。一方、盛岡市玉山地域の牧草地ではシカの食害が深刻となっており、その対策が必要となっていました。そこで、盛岡普及では牧草地でのシカ被害防止に向け、令和4年度、国の「鳥獣被害防止総合対策交付金」を活用し、被害量の把握と省力的な管理が可能な電気柵の設置方法や、設置が必要となる期間を検討しています。
当日は、盛岡市、岩手大学の学生、県関係機関等17名が参加し、被害量把握の調査や電気柵の設置状況について興味津々に説明を聞いていました。岩手大学の学生からは、設置したセンサーカメラの動画をぜひ見てみたいとのリクエストもあり、シカ被害防止対策への関心の高さが伺えました。
盛岡普及では、今後も調査を継続し、効果的な防除方法を検討していきます。
中森技術主幹兼経営指導課長の説明を熱心に聞く参加者
食害量把握のために前年設置したプロテクトケージは明らかに草高が高い
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