≪盛岡≫盛岡・八幡平地域のスマート農業を局長・副局長が視察

ページ番号2005300  更新日 令和4年5月30日

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 農家が減少するなかでも農業生産を維持するため、スマート農業技術が注目されています。5月18日に盛岡広域振興局の佐々木局長と小原副局長が、管内のスマート農業などの特徴的な取組について現地調査を行いました。
 八幡平地域では八幡平繁殖育成センターや株式会社アンドファームを、盛岡地域では環境制御技術を導入した株式会社いわて若江農園などを調査し、両地域の水田基盤整備の状況や省力的な自動水管理システムについても調査しました。
 岩手町の株式会社アンドファームでは三浦社長から、「規模は拡大(延べ100ha)しながらも単収を向上させる」ため、自動操舵技術を導入した経緯などが語られました。
 県内でいち早く環境制御技術を導入し、トマトの周年栽培を行う株式会社いわて若江農園の若江社長からは、「当初は普通のトマト栽培で就農し満足していたが、所得確保や労働環境改善等も考え」新しい技術を導入し、現在も挑戦を続けている経緯が語られました。
 資材費・人件費の高騰など、抱えている課題や悩みについても率直に語られるなど、貴重な機会となりました。県としても様々な分野で協力しながら、意欲的な生産者を応援していくための取組を継続していきます。

写真1

自動操舵で真直ぐ展張したマルチとかん水で生育良好なにんにく

写真2

右:若江社長より局長、副局長が環境制御技術の説明を受ける

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