《盛岡》先進農業経営事例に学ぶ

ページ番号2004986  更新日 令和4年4月4日

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 3月9日から10日にかけて、盛岡地方の若手農業者組織である盛岡広域ヤングファーマーズ・CREEIGHT(CreateとEight(8地区)の造語)主催の先進農業経営事例研修が開催されました。
 事例研修先は、陸前高田市内の2か所です。一か所目は、ワタミオーガニックランド株式会社。地域資源循環の農業を目標としており、ソーラーシェアリングによるぶどう栽培の新技術に取り組んでいました。新技術導入については関東方面の大学と連携し、ソーラーパネルの遮光率と雨よけ効果等を考慮した設計になっていました。二か所目は、有限会社神田葡萄園。三陸の潮風の中で育ったミネラル豊富なぶどうが特徴で、ロゴデザインを一新して、ジュースやワイン等の加工品販売の経営を展開していました。
 参加した会員からは、「ソーラーパネルを活用した農業は真似できないが、このような農業経営があることを知った。」「ぶどうジュースやワインなど『陸前高田市』という場所でやっていることにストーリー性を感じられた。自分の経営にも取り入れたい。」などの感想があり、先進事例に大いに刺激を受けたようです。
 普及センターでは、若手農業者の経営発展に向け、今後も組織活動の支援を続けていきます。

写真1

ソーラーシェアリングのぶどうポット栽培。(根域制限)の養液栽培も新技術として導入

写真2

明治38年創業の伝統のイメージを維持しつつ新デザインで神田葡萄園をPR

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