《盛岡》地域協働による親元就農者への支援

ページ番号2004985  更新日 令和4年4月4日

印刷大きな文字で印刷

 盛岡地方農業農村振興協議会(以下、農振協)では、親元就農者の栽培及び経営管理技術の早期習得に向けた支援を行っています。この支援は、非農家出身の新規就農者に技術指導や研修参加などいろいろな支援があるように、親元就農者にも同様の支援が必要との市町からの提案を受け、令和2年度から取り組んでいるものです。
 農振協が窓口となり、就農してから5年以内の親元就農者に対し、地域の先進農業者を指南役としてマッチングし、その後、指南役が親元就農者に対し、栽技術指導や経営管理などについて助言や指導を行ってもらっています。
 令和3年度は、盛岡市と紫波町の親元就農者2名が、それぞれの地域の指南役から栽培管理や病害虫防除などの教えを受けました。
 親元就農者からは、「自分も新規就農者であるが、家族が体調不良などで栽培技術や経営管理を聞ける状況にない中、指南役にいろいろと相談できて、よりどころとなっている」と感謝する声が寄せられています。指南役からは、「地域に若い担い手が戻ってきて頼もしい」と就農者を歓迎する声がありました。
 引き続き、関係機関や地域の先進農業者との協働で、地域の重要な担い手である親元就農者の支援を継続していきます。

写真1

指南役からスナップえんどうの越冬作型のコツを学ぶ親元就農者

写真2

指南役からりんごのせん定についての手ほどきを受けている親元就農者

このページに関するお問い合わせ

盛岡農業改良普及センター
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸11-1
電話番号:019-629-6730 ファクス番号:019-629-6739
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。