《盛岡》地域資源をどう活かす? 品づくり店づくりを学ぶ

ページ番号2004519  更新日 令和4年1月26日

印刷大きな文字で印刷

 盛岡地方農業農村協議会では、産直施設関係者、農村起業者、関係機関を対象にした「品づくり店づくり視察研修会」を、12月9日に開催しました。普段はなかなか足を運ぶ機会が少ない県北沿岸方面の取組事例を学びたいと、24名が参加しました。
 研修では、栗菓子で有名な有限会社中松屋(岩泉町)と、「道の駅 たのはた」を運営する一般社団法人思惟の風(田野畑村)の2社の取組を学びました。方言を元にした商品名、地域の特産品を原料にした商品開発等、こだわりや工夫についての紹介を受け、参加者は品づくりの方向性等にヒントを得たようです。
 加えて、岩泉・田野畑にある道の駅3ヶ所の現地見学も行いました。各所の売場では、品物の陳列方法、売場づくり、地域食材を商品に取り入れるアイデア等について、各自が消費者目線で細かく観察しました。
 アンケートには、「産直への集荷支援の取組はよい話だった」「素人考えではなくプロの支援も必要だと思った」「地元産品へのこだわりや地域性を出すことが大事と思った」等の感想がびっしりと並び、参加者は皆、大きな刺激を受けた様子でした。
 より良い品づくり店づくりに向け、普及センターでは、今後も農業・農村の地域資源を活かしたアグリビジネスを支援していきます。

写真1

有限会社中松屋 佐藤取締役が、品づくりの工夫や課題について紹介

写真2

話題メニューを味わい、一般社団法人思惟の風 石井駅長の説明を聴講

このページに関するお問い合わせ

盛岡農業改良普及センター
〒020-0023 岩手県盛岡市内丸11-1
電話番号:019-629-6730 ファクス番号:019-629-6739
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。