《盛岡》仲間とともに~農業経営の新たな視点~

ページ番号2004440  更新日 令和4年1月17日

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 心地よい冬晴れとなった12月14日、盛岡地方の若手農業者組織である盛岡広域ヤングファーマーズ・CREEIGHT(CreateとEight(8地区)の造語)主催の経営事例研修会が開催されました。
 今回は、クラブ会員のほ場2か所で、栽培技術や経営の特徴などについて視察研修しました。
 一か所目は、ぶどう園地。長梢・短梢・垣根3種類の仕立て方における管理上の長所・短所、改植計画や加工販売など果樹ならではの工夫点について会員が説明しました。二か所目は、水稲とじゃがいもほ場。ドローンを活用した水稲直播栽培での経費削減の利点や播種量確認の改善点、じゃがいもの周年出荷に向けた品種構成と品質確保などについて、会員から紹介がありました。
 参加したクラブ会員からは、「同じ農業者でも、考えていることや技術がそれぞれ違う。作目が変わると別の職業の話のようだった。」「仲間であっても知らないことが多く、工夫・模索し取り組んでいることが分かった。」などの声もあり、お互いの農業経営の事例から新たな視点が芽生えたようです。
 普及センターは、引き続き、若手農業者の経営がより一層発展するよう、組織活動を支援します。

写真1

ぶどう園地では、剪定の位置や枝の伸ばし方などについても説明

写真2

水稲ほ場では、ドローンを活用した直種栽培の収量等についても意見交換

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盛岡農業改良普及センター
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