《盛岡》 りんどうの新規栽培者を支援しています！

　盛岡農業改良普及センターでは、りんどうを重点品目として県育成有望系統の展示や栽植計画の作成支援を行っており、管内の販売額は着実に伸びています。
　令和3年度は、管内で3経営体が新たにりんどう栽培を開始します。2戸、1法人で約40aが新植されることから、管内JAと連携し、令和2年度から品種選定や施肥設計などの助言を行ってきました。6月上旬の定植に向けて、令和3年5月6日～7日にJA新いわて南部営農経済センターおよびJAいわて中央主催で、りんどう新植指導会を開催しました。
　当日は普及センターが基礎的な栽培管理について説明を行った後、部会役員や先輩生産者から、排水路の設置方向や圃場内の車両旋回スペースの確保、耕起・砕土を丁寧に行うこと、欠株率を低く抑えるための初期除草や高温対策、越冬時培土の重要性など、具体的なアドバイスがなされました。
　先輩生産者からの貴重な助言に、新規栽培者は真剣に聞き入っており、今後の適切な栽培管理が期待されます。

部会役員から圃場の排水対策等について助言を受ける新規栽培者(手前、JAいわて中央5/7)