《盛岡》実践者に学ぶ 魅力ある商品づくりのポイントとは!?

ページ番号2001858  更新日 令和3年2月3日

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 1月27日、盛岡地方農業農村振興協議会では、農村起業者を対象とした二戸地域への現地視察研修会を開催しました。これから取り組もうという志向者にも声をかけ、計17名が参加しました。

 初めに事例紹介として、地域食材で菓子製造販売を行う笹山ひとみ氏(軽米町)からお話を伺いました。「昔からある食文化を大事にした商品は“懐かしい”と喜ばれる。価格設定には苦労する」という取組や悩みに、複数の参加者が共感していました。

 次に、専門家の助言を得ながら商品改良をした果樹農家の中里敬氏(二戸市)は、「一人では商品開発しない。地域のファンを増やすことを心掛けている」と紹介。成功例だけでなく失敗談もお聞きし、デザインから販促まで商品作りに関する考え方を学びました。

 お二人の商品を実際に手に取ったり、地域の産直の売り場を見学し、参加者は各自の経営・活動につながるヒントを得た様子でした。

 普及センターでは今後も、農業者の所得向上と農村活性化が図られるよう、起業活動を支援します。

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地域の食文化を活かした商品展開と、異なる客層への対応について話す笹山氏

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新たな販路開拓のために既存商品のデザイン変更が必要だった、と話す中里氏

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