《盛岡》 普及センターたより「普及センターもりおか」101号!

ページ番号2003430  更新日 平成22年11月16日

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農大生が農家に泊り込みで実習

金ヶ崎町の県立農業大学校の1年生が、管内(盛岡・雫石・滝沢・紫波・矢巾)の農業農村指導士さんなど先進的な農業経営を行っている農家に、泊り込みで実習を行いました。

実習したのは野菜、花き、果樹、農産、畜産専攻の学生16名。農家出身の学生もいれば、そうでない学生もいました。いずれも9月下旬から10月上旬の2週間、農家の生活を体験しながら農作業を行いました。

受け入れ先の農家からは「いい子たちだった!」、「わら立てがうまくて助かった!」など好評な学生たち。実習を終えた学生たちの感想も「もっといてもいいです」、「3〜4キロ太りました」など、居心地がよかったようです。

実習中に、他の先進的な農家に研修に連れて行ってもらったり、受け入れ農家と地元の農業青年を交えた交流会に出席したり、人との出会いが多かった2週間。
この出会いを財産にして、今後の学校生活や卒業後の進路に役立ててほしいと思います。

写真:実習の様子1
ネギ最盛期!!
写真:実習の様子2
受け入れ農家さんとハウスのビニール張りをしました!

管内の農業青年たちが異業種交流会を開催

盛岡地方農業青年組織連絡協議会(会長:北田学文)は、紫波町の紫波フルーツパークにおいて異業種交流会を開催し、農業青年19名と一般女性18名が交流を深めました。

3年目となる今年は、9月と12月の2回開催を予定しています。第1回目の今回は県内の一般女性に収穫作業の体験をしてもらおうとブドウの収穫と農業青年たちが作った野菜を使ったバーベキューを企画しました。

参加した女性たちは品種によるブドウの味の違いなどを青年たちに聞きながら、収穫と試食を楽しんでいました。

その後、収穫したブドウを使った手作りジュースの品種当てゲームも行い、新鮮な野菜を使ったバーベキューも
参加者からは大好評でした。

参加した女性からは「農業に興味があるので、農業の話を同世代の人から聞けて良かった」、「収穫体験はと
ても楽しい」との声が出ました。今回の交流会をきっかけに、12月にも多くの人が参加し、農業のイメージ
向上につながるよう期待しています。

写真:交流会の様子

冬場の牛の管理の備えを!

牛の適温域は哺育期で13〜25℃、育成期以降では4〜25℃です。5℃以下では、体温の維持にエネルギーが費やされることから、生産性の低下(発育や泌乳量の低下)を招きます。

子牛にとっては牛舎の隙間からの風も体温を低下させますので、秋季に牛舎を点検し修繕を行いましょう。また、敷料やマット(バスマットなども冷えを防ぐ効果があります)を確保して床からの冷えの伝わりを防ぐとともに、保温のためのカーフジャケットや加温のための投光器、保温ヒーターなどの準備をしましょう。

育成期以降では、寒さの中で体温を維持するために使われるエネルギーを補うため、冬場は飼料の増給が必要となります。乾物で6%程度の増加が目安です。

写真:子牛1

写真:子牛2


カーフジャケットで防寒対策!!!

矢巾町小中学生料理コンクール開催

矢巾町農業対策会議では9/26(日曜)、小・中学生料理コンクールを開催しました。“矢巾町産の野菜を使ったお弁当”をテーマに、4組の小中学生が腕を競いました。

みんな日頃からお手伝いをしているようで、包丁さばきも慣れたもの。メニューはどれも工夫されていて味もなかなかでした。
そのうえ彩りもバランスも良く、審査員は順位をつけるのに一苦労。
見事、煙山小学校3年生の高谷佳吾君と悠吾君の双子の兄弟が作ったお弁当が最優秀賞となり
ました。

来年も矢巾町産農産物のPRと食に対する知識を深めることを目的に、楽しいイベントを企画する予定です。

写真:料理コンクールの様子1
野菜と鮭の春巻づくり
写真:料理コンクールの様子2
最優秀賞「僕たちが作るお父さん弁当」。
“父へ”のメッセージが泣ける。

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