《宮古》宮古地域のりんご、食べて話して品種を選ぶ！～りんご品種試食会（中生種）を開催しました～

　宮古地方農業振興協議会では、10月16日に「令和7年度りんご品種試食会(中生種)」を開催しました。宮古地域では、りんご生産者それぞれが品種の選定を行っており、今後品種構成を検討する際の参考とすることを目的としたものです。

　当日はりんご生産者10名の参加があり、参加者が持ち寄った品種・系統に加え、当地域で試食の要望が多かった「伊達ロマン」、「ロマンの雫」、「奥州ロマン」等、計15品種・系統の試食を行いました。試食は立食形式で行われ、参加者同士で活発に意見が交わされる等、和気あいあいとした試食会となりました。

　参加者からは、「「奥州ロマン」等の食べたことのない品種を試食できて良かった」、「これまでは晩生種を主体とした品種構成を検討していたが、今回の試食会で中生種にも有望な品種があることが分かった」等の声が寄せられました。

　今後、晩生種を対象とした試食会も計画しています。普及センターでは、関係機関と協働し、りんごの生産振興に向けて支援を継続していきます。