《宮古》良い子牛を育て、良い子牛を出荷する~第25回宮古地方日本短角種子牛共進会開催~

ページ番号2012212  更新日 令和7年10月30日

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 去る10月10日、宮古地方における日本短角種の改良増殖技術確立と生産意欲向上を目的に、第25回宮古地方日本短角種子牛共進会が開催されました。8月には「親牛」の共進会が開催されましたが、今回は「子牛」の共進会です。

 生まれ月別で3部門に分けて計41頭が出品され、発育や短角牛らしさなどに注目し審査が行われました。各部門の優秀賞を受賞した牛の中から、岩泉町の佐藤安美氏が出品した「いおな」が、名誉賞を受賞しました。

 子牛共進会の入賞牛は、次の親牛候補として家に残されるほか、良い子牛の証拠である「たすき」をかけて短角牛市場へ出荷されます。「たすき」がけの子牛は、10月22日23日に開催された市場において、市場平均価格より高値で取引されていました。良い子牛を育てることは、次につながっていきます。

 畜産情勢は依然として厳しい状況が続きますが、普及センターでは、生産者・関係機関と共に、日本短角種の生産振興に取り組んでいきます。

名誉賞
名誉賞牛
たすき
「たすき」をかけてセリまで待機中

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