《宮古》省力化に向けたドローン薬剤散布実演を行いました

ページ番号2012119  更新日 令和7年9月5日

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 宮古地方農業振興協議会では、令和6年度より、国が推進する「みどりの食料システム戦略」に基づき、環境負荷低減に資する農業生産体系の確立に向けた実証に取組んでいます。

 令和7年度は、令和6年度に引き続き「大豆における堆肥による化学肥料の使用量の低減及びドローンを活用した病害虫防除の省力化」に係る実証圃を山田町に設置し、8月26日にドローンによる殺虫剤の散布実演を行いました。

 当日は、生産者と関係機関を合わせて16名が参加しました。普及センターからは実証の中間実績について、散布を実施した株式会社トップクルーからは使用する機体の概要等について説明した後、散布実演を行いました。電線等の障害物の確認から圃場の測量、コース設定、薬剤調合・補給、散布作業といった一連の作業を、約30aの畑1筆あたり約10分で完了し、省力効果を確認しました。参加者からの質問等も多く寄せられ、有意義な実演となりました。

 今後普及センターでは収量調査やコスト検討等を行い、新しい栽培体系の検討を進めていきます。

(文:宮古農業改良普及センター 戸田 諒)

機体の概要等について説明する様子
機体の概要等について説明。
殺虫剤散布の様子を撮影。自動操縦により省力的に散布できます。
殺虫剤散布の様子。自動操縦により省力的に散布できます。

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